【替え歌MV】ドーヴァーで『命に嫌われている。』【補足解説】
この記事は、
【APヘタリア】ドーヴァーで「命に嫌われている。」【替え歌MV】
の、補足/解説になります。
・動画では一瞬で流れてしまうところ
・解釈が分かりにくいところ
(歴史的に少しマズそうなポイント×1)
・友人から、文字数がズレてて歌えんやないか!と言われたので読み替え部分の読み方←
などの補足/解説をしていきたいと思います。
要するに、ネタバレおまけって感じなので、
自分なりに腑に落ちてます!とか、自分の解釈変えたくないよ!って方は見ない方が良いです(笑)
という名目の、うpした人がこれを作った時の考えとかを書き留めておきたいだけの実質日記帳←
※一応動画的には色々な解釈が出来るようにしたかったので、皆様の解釈も全て正解です。し、是非そうしてほしいのであんまり解説してません←
ではまず、今回の替え歌の<歌詞>から。
「死にたいなんて言うなよ。」
「諦めないで生きろよ。」
そんな詩が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は消えてもよくて
周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんだよ。
他国(だれか)が消えてもどうでもよくて
隣国(だれか)を嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵なことでしょう。
アイツの中(からだ)で誰かが泣いて
それを憂いた誰かも嘆いて
それに感化された青年は
信念掲げ叫んだ。
(「やっぱり俺自由を選ぶよ。」)
俺らは命に嫌われている。
価値観もエゴも押し付けて
いつか誰かを殺めた記憶を
忘れることすらできなくて。
俺らは命に嫌われている。
軽々しく嫌悪を吐いて
軽々しく素直になれない、俺らは
命に嫌われている。
時間があるので今日は一日中惰眠を謳歌する。
生きる意味なんて見出せず、
「ある」と言い聞かせ息をする。
「寂しい」なんて言葉で
この傷が表せていいものか
そんな意地ばかり抱え今日も一人国土で眠る。
幼子だった俺たちも
いつか青年に変わっていく。
年老わずいつか枯れ葉のように
誰にも知られず消えていく。
不死身の身体を手に入れて、
一生死なずに生きていく。
そんなSFを体験してる。
自分が消えてもどうでもよくて
それでも周りに生きて欲しくて
矛盾を抱えて生きてくなんて
怒られてしまう。
「正しいものは正しくいなさい。」
「泣きたくないならい戦いなさい。」
悲しくなるならそれでもいいなら
ずっと一人で笑えよ。
(「別に、独りには慣れてるからな」)
俺らは命に嫌われている。
本当の愛すらわからず 、
生まれた環境ばかり憎んで
簡単に過去に囚われる。
俺らは命に嫌われている。
さよならばかりを言いすぎて
本当の別れしか知らない、俺らは
命に嫌われている。
(何百年たってもお前が世界で一番大好きだぞ!)
(今度は幸せになってな。俺の願いはもう叶ったみたいだから。)
(パスターーーーー!!)
(お前に出会えてよかった。って、これ皮肉だからな。)
(つまり、俺がヒーローさ!)
(なぜ、お前はいなくなった?かつてあれほどの力を持っていながら、どうして消えて、そしてお前はどこに行った?)
(恐れ入ります、すみません。)
(みんなと仲良くなりたいんだー♪)
(あいや~!)
幸福も 別れも 愛情も 友情も
滑稽な夢の戯れで
全部消えてしまう代物。
明日、消えてしまうかもしれない。
全て、無駄になるかもしれない。
朝も 夜も 春も 秋も
変わらず誰かがどこかで死ぬ。
夢も明日も何もいらない。
国民(ひと)が生きていたならそれでいい。
そうだ。 本当は
そういうことを願いたい。
命に嫌われている。
結局いつかは消えていく。
俺だって お前だって
いつかは枯れ葉のように朽ちてく。
それでも俺らは必死に生きて
命を必死に抱えて生きて
殺して あがいて 笑って 抱えて
生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。
括弧()内の読み方(台詞除く)が、歌うときを意識した歌詞になります。
今回の動画では(御本家様が真似できなかったので)、
ローマ字→ひらがな(→漢字)
と、変換されるようなアニメーション効果を使っているのですが、実はひらがなの時点までは括弧内の読みになっています。
0コンマ何秒の表示なのに非常に分かりにくいことをしたものだな、と自分で思っておりますww
次に、<オブジェクトの説明>です。
恐らく、自分よりヘタリアという沼の先住民であろう皆様には分かり切っていることとは思いますが、一応、させてください(笑)
画像を入れた部分でも、補足のあるところだけ解説していきたいと思います。
①「実際自分は消えてもよくて」
→髭
彼らという存在は恐らく、どの時代もそこそこの地位や立場にあると思います。その中で、昨今歴史上の偉人と呼ばれる人々とは恐らくほとんど面識があったでしょう。
自分が、自分という国が、世界で一番美しいと言って憚らない彼は、きっと一番自分の国民が消えること1人にも身体を削がれるような痛みを感じているんじゃないか。さらにそれが、美しい死でなかったなら、(彼風に言うなら)愛のないものであったなら、いつまでもいつまでも、世紀を跨いでも憶えているんだと思うのです。
②「周りが死んだら悲しくて」
→ロレーヌ十字
ロレーヌ十字は、フランスでは“あの子”の象徴とされていたものです。
実は、歌詞の中の「誰か」は国で、「周り」は人というイメージで替え歌を作りました。
(この解釈だと、「中で誰かが泣いて」いたのは眉毛っぽいですが、メタボ自身でもいいと思います。)
③「誰かが消えてもどうでもよくて」
→不憫…
今回の動画で一番申し訳ない扱いをしてしまいました、不憫…
いや、大好きなんですよ?!でも、そういう立場の国って少ないから…いや、本当に申し訳ないです…
別に、本当に兄ちゃんが「どうでもいい」と思ってる訳ではなく。
自分の国を見ているべきで、他は今まで通り利用するなり捨てるなり、弱肉強食で生きなきゃいけないのに、見放せない。
彼の人柄も、優しさも知っているから。
彼が消えてもどうでもいいなんて、思えない…という葛藤です。
④「誰かを嫌うこともファッションで」
→眉毛
眉毛とは喧嘩もする、バカにもする、でもきっと一生会えなくなるとかは望んでないだろうなと思います。
眉毛(の土地)は昔から欲しかったけれど、眉毛のことを消したかったのかと言われると、きっと、そうじゃない、と言われるんじゃないかと思います。
⑤「平和に生きよう」
→国花
牡丹、向日葵、桜、薔薇、カーネーション、アイリス、ヒナギク、矢車菊など各国の国花の組合せです。(一瞬のシーンだから結構荒削りですね…)
⑥「幼子だった俺たちも」
→「びゃーか」「ばかっていったらおまえががばかなんだぞー!」って言ってた時代の髭と眉毛
正直その後の「いつか青年に」という歌詞を見て、せい、ねん…??(主に髭)と思いましたが、ドーヴァーだしいいか!26なら十分青年でしょう!と貫きました←
⑦「不死身の身体を~SFを体験してる。」
→ちびメタボ、青い花
この歌の替え歌で、一番始めに歌詞が出来たのがここでした。
自分たち人間は、不死身の身体で一生死なないことを妄想“できる”けれど、彼らは今その真っ只中で、その辛さは恐らく人知の及ぶところではないだろうと思います。
けれど、青い花というお話はその切なさの鱗片を少しだけでも伝えてくれる、この歌詞にぴったりな話だと思い、ここはちびメタボにご出演頂きました。
⑧「国民(ひと)が生きていたならそれでいい。」
→ここだけ、画像は挟んでないのですが、補足を。
髭も眉毛も、もう何回も、何十回も、何百回も、もしかしたら何千回も、人と人が戦って、お互いの国民が死んでゆくのを見ていると思います。
国を現すものとして、大々的に相手の国の民を守るような発言はできない。
でも、もう知っている。毎度、戦ってはお互いに多くの犠牲を出し、共倒れする自分たちだから特に。
「国民」が生きているのはもちろんだが、
「ひと」が殺し合うのももう、いいんじゃないかと。
だから、上辺は「国民」で、その下に隠された本心として「ひと」としました。
以上!!
自己満足かつ、記録用の補足/解説でした!
ここまで読んでいる方はおられないでしょうが、長文をお読みいただき本当に、ほんっとうに!!ありがとうございました!!
初ヘタ動画で、多くのコメントを戴けて本当に嬉しかったゆえの犯行です、お許しくださいwww
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